6月23日に黒田慶子先生による『森のホント?!とSDGs』の講演とワークショップが行われました。
森林を巡る数々の誤解について、色々な側面から楽しく面白く勉強しました。その中で、SDGsへのつながりや、「なぜ?」と気づき考える力の育て方、また社会の中での女性の生き方やジェンダーについて、先生自身の経験もあわせて講演していただきました。
「未来につながる森と人を育てる」をテーマに、ワクワクする未来を想像し、取り組むきっかけとなるグループトークを楽しみました。
色々な種類の木材に五感を使って触れ、お気に入りの木のピースを選んで「モク(木)セサリー」を作りました。
〈参加者の声〉
私は今回の「森のホント?!とSDGs」で自分の固定概念が覆されました。
私は今まで木を植えるのが環境に良くて、木を伐採することは環境破壊に近しいことだと思い込んでいました。しかし現状の保全が大事なのではなく、森林の持続可能な管理が大事なのだという黒田慶子先生のお話を聞き、私は驚いたと同時にすごく納得がいきました。「木を伐採しているから環境破壊」なのではなく、「放置によって森林は荒廃している」ことが、SDGs15の「陸の豊かさも守ろう」に反しているのだと分かりました。茂りすぎて暗くなってしまっている森林は伐採して、その伐採した資源は使って、再生させるという「循環」が大事なのだと分かりました。この講演がなければ私は勘違いをしたままSDGsの取り組みを行っていたかもしれません。
この講演を聞くことができて本当に良かったと思います。ありがとうございました。